嫁はツンデレだった
(2008年 執筆)

先日、情報系の試験に合格しました。
しかも超ぎりぎりの合格(あと1問で不合格)でした。
で、超ぎりぎりで合格できた要因は、嫁がツンデレだったからなのです。


うちの嫁はSっ気の強い娘で、僕はしょっちゅう嫁にいじめられてます。
例えば、寝てるところを意味もなく踏みつけられたり、頭をなでたらなぜかパンチされたり、ソファでTVを見てたらいきなり蹴られたりします。
そして、それは人前では一層拍車がかかります。この前なんて、結婚式の二次会の余興で本気で蹴り飛ばされました。あれはマジで痛かった(ちなみに嫁は空手の有段者です)。

そしてある日、僕の友人(女)は言いました。
「あんたの嫁はツンデレでしょ」と。


え・・・?
ツンデレ・・・?


そ・・・
そうだったのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー!!

言われるまで全然気づきませんでしたよ。
ちなみに、ツンデレというのは「普段はツンツンしてるけど、2人っきりになるとデレデレする」という属性を持つ人のことです。確かに言われてみれば、普段はツンツンしてるし、2人っきりになると・・・・・・あれ?

2人っきりでもツンツンしてるんですけど(泣)。
踏まれたり、殴られたり、蹴られたりしてるんですけど(泣)。

ということだったのですが、なんと先日の情報系の試験日に奇跡が起きたのですよ。
なんと試験当日の朝、嫁が朝早く起きてお弁当を作ってくれたのです!
そして「試験、頑張ってね」と言ってお弁当を渡してくれました。
まさしくデレですよ、これは。

そんなわけで、試験のお昼は愛妻弁当を持っていったおかげで、お昼に買い出しする必要もなくなり、昼休みに午後試験の勉強ができました。
そして幸運なことに、そのときに勉強した範囲がちょうど出題されたのですよ。たぶん昼休みに勉強しなかったら解けなかったと思います。
つまり、冒頭で言ったように、超ぎりぎりで合格できた要因は、嫁がツンデレだったからなのです。
ツンデレ、バンザイ!



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